がじゅとマルが、いのちのことば社の蔵出し本を 言いたい放題ご紹介。
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『ティンデル聖書注解 出エジプト記』
さてさて、みなさまお待ちかね(?)ティンデル名物編集者S氏による「ティンデル聖書注解 紹介シリーズ」第4弾です。
今回は近日刊行予定の『出エジプト記』のご紹介です。


『ティンデル聖書注解 出エジプト記』

出エジプト記というと、どんな印象をお持ちでしょうか。

まあ、前半はよくわかりますよね、面白いし。つまり、モーセが生まれるところから始まって、燃える柴が出てきたり、紅海が分かれたり、荒野でマナが降ってきたり、、、。
けれども、後半はつらくなってきます。十戒はまだしも、その後に細かい契約の規定がいろいろと続いて、最後は幕屋の作り方ですから、、、。教会学校でも前半しか習わなかったし、、、。

ところが、この注解書の著者コール先生は、後半こそが大事だと言うのです。イスラエルの民は神様ときちっと契約を結ぶことによって、正式に神の民となり(もちろん、口約束ではアブラハムの時から契約の民なのですが)、幕屋が完成して、そこに神様が下りてこられたときに、「神、人とともに住みたもう」という素晴らしい約束が実現するというわけです。つまり、出エジプト記の最大のクライマックスは実に、この最後にある幕屋の完成と神の臨在だというのです。そして、前半はそのための準備段階にすぎないとも言うのです。

いやあ、まったく。目から鱗とはこのことですよね。私は出エジプト記のクライマックスは、紅海を渡ったところだと思っていましたから。後半なんて、ユダヤ人の歴史として重要なのだろうくらいに考えていましたから。

学んでみると、細かい契約の内容や祭壇の器具にも、素晴らしい福音の恵みがいろいろと隠されています。それを解き明かすのが、注解書の醍醐味でしょう。
もちろん、すべてが明らかになるわけではありません。あるものについては、このような意味があるのでしょうという推測にとどまらざるを得ません。またあるものについては、意味がわからない。歴史学や考古学が進んで、当時の時代背景がもっと明らかになれば、わかるかもしれないという箇所もあります。ともあれ、無理に意味をこじつけようとしないのが、この著者の偉いところです。
こうした深い学びも、ティンデル聖書注解なら無理にならない程度にできます。

さあ、出エジプト記は前半しか面白くないというあなた、この本を読んで頭の中を逆さまにしましょう。パラダイム・シフト! チェンジ!

幕屋の内容物
| 神学・教理・歴史 | 17:22 | comments(0) | - |
『ティンデル聖書注解 創世記』
さて、名物編集者Sによる「ティンデル聖書注解 紹介シリーズ」第3弾です。
今回は『創世記』のご紹介です。


『ティンデル聖書注解 創世記』

とうとうティンデル聖書注解の『創世記』が出ました!
注解書を買い集めるなら、やっぱり創世記からでしょう。

ティンデル聖書註解シリーズは全48巻。
けれども、これは48人の著者に執筆を依頼したのではありません。
実力のある著者は一人で何冊も書いています。
『創世記』の著者キドナー先生が書かれた数は、なんと6冊。
これは執筆者の中で最多です。キドナー先生は実力ナンバーワンといえるでしょう。


『創世記』は合計288ページ。
創世記の注解書にしては薄いと思う方もおられるでしょう。
確かに創世記は議論の多い書巻ですから、書こうと思えばいくらでも書けると思います。
けれどもキドナー先生は、私たちの信仰に本当に関わることだけを扱っているのです。

注解書に慣れた方は、『創世記』に注や参考文献が少ないことに気がつかれるでしょう。
確かにキドナー先生は、数冊の基本図書以外はあまり引用していません。
けれどもこれは、何よりも先生が自分自身で聖書本文と取り組み、その成果を書いているからです。そして先生の霊的な洞察力の鋭さと、読みの深さはほとんど感動的です。
例えば、アダムとエバの創造の辺りの注解などは、そのまま青年たちに学ばせたいほどです。人間、男女、結婚について、創世記からじかに、かなり優れたことを学べるでしょう。

キドナーの『創世記』が出版されたのは、今から40年前。
やや古いといえるかもしれません。ティンデル聖書註解シリーズでは、古くなった書巻は新しい著者に新たに書いてもらうことがあります。
けれども、キドナー先生の注解書はいまだに書き替える人がいません。これは、キドナー先生を越えるような著者が、いまだにいないということではないでしょうか。
かりに、誰かが書き替えたとしても、キドナー先生の注解書はそのまま出版を続けてほしいと思います。そのくらい霊的に優れています。

私は最近、聖書を読んでいるとき、「キドナー先生なら、この箇所をどう注解するだろうか」と考えてしまったりします。ほとんどキドナー狂(教?)!

ちなみにインターネットで調べたら、キドナー先生がこの同じシリーズのために書かれた『詩篇』も、かなり評価が高いようです。フランス語訳も出ています。いずれ邦訳も出版されます。是非ご期待ください!
| 神学・教理・歴史 | 20:27 | comments(0) | - |
『ティンデル聖書注解 ヨエル書、アモス書』
さて、名物編集者Sによる書籍紹介をお贈りします。



『ティンデル聖書注解 ヨエル書、アモス書』


小預言書というと、なんか訳のわからないカタカナの異民族がやり玉に挙げられて、神様にこてんぱに裁かれて、あっという間に終わってしまうという感じでしょう。
ところが丁寧に読んでいくと、そうではないんですね。
最後のほうに少しだけだけれど、残された者たちが救われるという希望も語っています。

つまり小預言書はほんの短い書巻だけれども、
「人類の罪→罪に対する裁き→裁きの後の回復」
という聖書全体を貫く大きな神のマスタープラン
がちゃんと入っているんですね。

そんなことを編集者はこの本を編集しながら学びました。
さあ皆さんも、今回の注解書を手始めに小預言書にチャレンジを!
| 神学・教理・歴史 | 10:45 | comments(0) | - |
『ティンデル聖書注解 列王記』
さて、しばらく前に「ホットメール」で予告しておりました名物編集者Sによる、『ティンデル聖書注解 列王記』の紹介(解説)を掲載いたします。



ティンデル聖書注解シリーズの大著が久々に刊行されました。
総頁392頁の『列王記』です。
著者はこのシリーズの監修者でもあるワイズマン先生。

とにかく質量ともに重厚な一冊ですね。著者も序文で断っていますが、何よりも考古学的な蘊蓄がすごい。また、それを単なる考証に終わらせないで、聖書本文に隠されている神様のメッセージをすくい取るために用いているのは、さすがにティンデル聖書注解の著者です。
もっとも「聖書は聖書で解釈する」というのが解釈学の原則ですから、考古学の知識を活用しすぎるのはどうかと思われる方もいるかもしれません。けれども、このような本格的な注解書には、そうした知識もあったほうがいいでしょう。特に、イスラエル人が近隣の国々といろいろな戦争をしたり、同盟を結んだりする列王記のためなら、なおさらです。
例えば、イスラエルの王オムリについては、聖書以外にもいろいろな考古学的な資料や証拠があります。それを見れば、オムリが古代オリエント史の中では、イスラエルの勇名を高からしめた英雄であったことがわかります。ところが肝心の聖書には、オムリについての記述があまりありません。代わりに聖書は、神に従った善王たちのために多くの紙面を割いています。つまり、列王記は単なる世界史を書いているのではなく、神様のメッセージを伝えているのです。このようなことも、古代オリエント史の広い背景があると見えてくるわけです。
ワイズマン先生はアッシリヤ学の権威です。大学を卒業するときには、教授よりも楔形文字が読めたといわれる秀才です。列王記の注解者としては、まさにうってつけでしょう。

列王記というと、その書名からして「ああ、あの王様がたくさん出てくる書巻ね」と連想しがちですが、あの有名な預言者、エリヤとエリシャが活躍するのも列王記です。一匹狼で孤高の人だったエリヤと、仲間の預言者たちと共同生活をし同僚の面倒をよく見たエリシャ。性格は対照的でしたが、二人は同じ神様のメッセージを伝え、同じような奇跡を行いました。そして二人は深い師弟関係で結ばれていました。この二人に関わるドラマからも目が離せませんね。

訳者の吉本先生は訳者あとがきに、「ルターの言葉であったろうか、列王記を深く学ぶ者は旧約聖書の良き説教者になるという事を聞いたことがある」と書いておられます。さあ、列王記を入口にして、広く深い旧約聖書の世界に飛び込みましょう!




| 神学・教理・歴史 | 17:11 | comments(0) | - |
キリストは神か偽善者か?
がじゅ

キリストは神が偽善者か?

この間、クリスチャンじゃない友人に、この本の話しをしたら、
「ああ、検証系ね。でもさ、おたくからだしても、
もう結論わかってるからしょうがないじゃん」と言われた。
まあ、たしかにその通りだったので、素直モゴモゴに認めましたが・・・。

でもさ〜、「信仰書」っていうのは、けっきょく結論はおなじ、
って以前まで思ってたけど、
がじゅは、うちの会社の掘り出し本を、かたっぱしから読むようになって、
かなり頭がよくなったひらめきから、
結論わかってるとか決めつけるのは良くないぞ〜ぶー

さて、話しを戻しまして、
最近の検証系でヒットだったのは「ナザレのイエスは神の子か」シリーズ。
あれは、けっこう歴史や医学的な論証が多かったのに対して、
この本は、論理というか、哲学的な「検証系」です。

自分は神の子だと主張したイエスが、
本当に「神の子」でなく、人々をだましていたとするならば、
聖書の中の「いい言葉」も「崇高な道徳」も、
ただの「悪魔のことば」以外のなにものでもないはず、っていう
著者の議論は、けっこう新鮮魚でおもしろかったよ。

1979年に邦訳出版された『神か大工か』のリニューアル版。
定番の信仰書でござるよ。


あああ〜、師走ジョギング師走ジョギング師走ジョギング。忙しいよ〜。
そうじそうじ〜。

がじゅは今年は今回で最後かも。
みなさま、今年はありがとうございました。
どうぞよいお年をお過ごし下さい。富士山

『キリストは神か偽善者か?』
ジョシュ・マクドウェル  山口昇 訳
新書判  1260 円
| 神学・教理・歴史 | 09:00 | comments(3) | - |
ナザレのイエスは神の子か?
ナザレのイエスは神の子か?

え〜、最近、みなさんお気づきかもしれませんが、
マルが絶不調[:がく〜:]ですのでヨロシク。
ということで、
マルに代わっておしおきよっ、
ではなく、
マルに代わって、おなじみマル上司の登場です。
ううっ、いい上司やな〜。

感謝しろよっ、マル!



著者は元ジャーナリスト。
各章の導入として、殺人事件銃や裁判の記事が紹介されている。
いずれも犯人だと思われていた人が実は無罪だった、
といった類の事例で、
「皆さんが端っからこうだと決めつけてることでも、
実は間違っていたということが往々にしてあります。
さてイエス・キリストは本当に復活したのか。
これも、そんなことありえないとお思いでしょうが、
はたしてどうでしょうか……」
という感じで展開していく。

そう言えば、この前、綺麗なお姉さんが数人並んでいる場面テレビ
思わずチャンネルを止めたら、司会者が、
「この中にひとり、ニューハーフの方がいらっしゃいます」
……ありえねぇ〜し! びっくり

……閑話休題。まとめなければ。

以下クリスチャンの皆さんへ。
「聖書に書かれている出来事は本当に起こったのか」
と訊かれたら、とりあえずそうだと答えるが、
「なぜおや?」と言われたらどうしよう。
「牧師が自信の笑みを浮かべながらそう言った」とか、
「俺がそう信じてるからそうなんだ」とか、
その程度の答えしかできないかも。
かといって、説得できるほどの知識も論理もない。
ここは謙虚に専門家の話を聞いてみよう。
……という人にお薦めの一冊です。

(41歳、団体職員、紛れもなく男性)


『ナザレのイエスは神の子か−キリストを調べたジャーナリストの記録』
リー・ストロベル 峯岸 麻子訳
四六判 2100 円
| 神学・教理・歴史 | 12:49 | comments(6) | - |
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 聖書ものがたり絵本 第1巻
聖書ものがたり絵本 第1巻
絵:小林 豊(日本画家)
書籍 225×240mm / 56頁 1680円(税込)
発行:フォレストブックス
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